攻城戦でよく疎まれるのが、「後衛兵団のみの編成」をしたプレイヤーである。
その全てが遠距離兵団のみで編成されている人もいる。
いわゆる "fxxkin archer" について
これらの方々は敵を一方的に攻撃できる弓系の遠距離兵団を、さらに敵に攻撃されにくいような位置、つまりは大して前線の役に立たないような位置に置く事で兵団の壊滅を防ぎ、兵装の消耗を抑える事を狙っているのだ。
マジメに戦う人だったとしてもだ、味方に遠距離兵団のみの編成のプレイヤーがいた場合、他に盾持ちのみで編成したプレイヤーでもいない限りは、味方サイドの前衛の総数が減ることになる。
これを1拠点に関わる味方数人に絞るとさらに偏りが顕著になる。
攻城戦では全てのプレイヤーが全く同じ地点で戦うような事になる事はほとんどない。大体が、多くても5人くらいの塊になって戦うはずだ。
兵団は戦えば当然消耗する。前線では、普通は前衛の兵士から消耗していく。消耗すれば兵の入れ替えが必要になる。盾の総数が敵方より少なければ、こちら側の前線が先に崩壊する。
戦場で味方の役に立たないような迷惑編成をする人がいると、その人の戦貨の消耗は抑えられるかもしれないが、他の人の消耗は普段以上に大きくなる。
そもそも役に立たない編成の人がいるだけでその戦闘に勝てなくなる。役に立たない=いないのと一緒であるからだ。
15人もいるのだから1人くらい、という考えは浅薄である。
サッカーやラグビーでも1人退場するとそのチームは大きく不利になる。しかもチーム全員で「誰かが退場で抜けた場合にどう動きを変えるか」などの対策を考える余地があってもだ。
野良マッチングでそれを補うような連携を見せられる事は考えられない。
勝率を気にするのであれば出撃待機画面のSSを撮っておいて、怪しい編成のプレイヤーは試合終了後にブラックリストに入れてしまうのがいいだろう。
負け試合の原因がそいつらだと思えば特に心も傷まないはずだ。今度は敵方で来てくれるようになって、自分の勝ちにつながるようになるかもしれない。
そこまで偏った編成じゃなくとも、弓2とか銃弓とかは普通に見かける。
そういった後衛多めの編成がいくつかいれば戦場全体で前衛が少なくなり、槍が先頭を切って削られてしまったり遠距離兵団が戦闘に参加できなかったりする局面が発生しやすくなる。
前述の武将武器との相性の問題もあるし、そのような方々の存在を考えるならば前線に欲しい兵団バランスをそのまま自分の編成に再現するのではなく、前衛を気持ち多めに入れたりとかはしてもいいとは思う。